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2021年

■2021年展望と課題(1月5日号)

 2020年の新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の蔓延は、私たちの生活に大きな影響をもたらし、さまざまな差別を生み出しています。
 不安や不満が深まる社会状況のなかで、差別を許さず、いのちと生活を守る部落解放運動を全力で進めていかなければなりません。
 2021年の兵庫県連の主な課題を以下に述べます。

1 コロナ対策の徹底を
 第3波の感染拡大は依然収束するめどもなく(12月14日時点)、政府のコロナ対策は不十分過ぎます。医療体制も危機に瀕しています。
 この間、自死者が増えています。とりわけ女性が増えているのが特徴です。失業など生活の先行きに不安を覚え、追い詰められた結果ではないでしょうか。根本的な生活保障を求めます。

2 鳥取ループ・示現舎との裁判に勝利しよう
  「全国部落調査」復刻版裁判も証人尋問を終え、いよいよ3月18日に結審を迎えます。5月には判決が出される見込みです。差別を商い、被差別部落に自分の本籍を移し「自分も部落民だ、復刻版を発行できない差別を受けた」と詭弁を弄する被告を許すことはできません。
 差別的なサイトを運営し、そこから広告収入などを得ている被告の収入源を絶つことも重要です。この裁判に勝利できなければ、第2第3の鳥取ループを野放しにすることにもつながります。

3 狭山再審をかちとろう
 石川さんに無期懲役を科した寺尾確定判決の有罪根拠はすべて崩れ去っています。東京高裁は直ちに事実調べを行い、再審を開始すべきです。
 そのために必要な行動の全て(青年や共闘を対象とした学習会、要請はがき、署名、街頭行動など)をやりきりましよう。さらに創意工夫を凝らした活動を展開しましょう。

4 兵庫知事選挙はじめ首長選挙、市町議員選挙で県連が推薦する候補者の必勝をかちとろう
 昨年12月11日の県議会最終日に井戸兵庫知事は次回の知事選挙には出馬しないことを表明しました。夏には兵庫県知事選挙が行われる予定です。
 県連と井戸県政は良好な関係を築いてきました。県連は井戸知事の後継者を推薦し、その必勝を期します。
 また今年予定される神戸市など11市7町の首長選挙、8市5町の議員選挙で、県連推薦の首長、議員の当選をかちとりましょう。

5 県内全ての自治体で部落差別解消の条例をかちとり、計画の策定や実態調査を実施させよう
 兵庫県内では部落差別解消推進法以前に4市町で、法律施行後5市町で部落差別や人権に関する条例が制定されています。とくに、たつの市では市民意識調査や実態調査が実施されました。実態が明らかになることで課題も明確になります。
 県内29市12町、すべての市町で部落差別解消の条例を制定させることが重要です。組織内外の議員と連携し、あらゆる差別を許さず、住民の安全と生活を守る自治体としての姿勢を明らかにさせましよう。